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骨粗鬆症と歯科の繋がりについて📕✒️

コラム

2026.03.27

🦷骨粗鬆症の薬と顎骨壊死(がくこつえし)について

骨は年齢とともに骨密度が低下し、もろくなることがあります。
この状態を骨粗鬆症といいます😞

骨粗鬆症になると骨折しやすくなり、特に高齢者では
転倒 → 骨折 → 寝たきりにつながることがあり、大きな問題になっています⚠︎

そこで広く使用されているのが
ビスホスホネート製剤などの骨粗鬆症治療薬です。

これらの薬は骨折を予防する非常に有効な薬ですが、
歯科の分野では顎の骨が壊死してしまうリスクがあることが知られています😲

今回は、骨粗鬆症治療薬と顎骨壊死の関係についてわかりやすく解説します!

🦷骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)とは?

🦴骨のリモデリング

骨は一度作られて終わりではありません!

骨を作る細胞(骨芽細胞)
骨を壊す細胞(破骨細胞)が働き、

古い骨を壊す → 新しい骨を作る
というサイクルを繰り返しています♻️

この骨の新陳代謝を骨のリモデリングといいます

骨粗鬆症ではこのバランスが崩れ、
骨が作られる量より壊される量が多くなることで骨が弱くなります

💊ビスホスホネート製剤の働き

ビスホスホネート製剤は
骨を壊す働きをする破骨細胞の働きを抑えることで、 骨の減少を防ぐ薬です。

そのため骨折予防に非常に有効で、世界中で広く使われています!

しかしこの作用により、顎の骨に感染が起こった場合に
傷んだ骨を取り除く働きが弱くなることがあります😵

その結果、骨の修復がうまく進まず、
骨が露出して壊死してしまうことも..

これを骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)といいます

なおアメリカでは
薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)という名称が使われています

最近の研究では、ビスホスホネート製剤だけでなく
デノスマブなどの骨吸収抑制薬でも同様の症例が報告されています📢

⚠️顎骨壊死の診断基準

現在はアメリカ口腔顎顔面外科学会(AAOMS)のガイドラインに基づいて診断されます👩‍🏫

  • 顎の骨の露出が8週間以上続いている
  • 顎顔面への放射線治療歴がない
  • 骨吸収抑制薬(ビスホスホネートなど)の使用歴がある

これらを満たした場合、顎骨壊死と診断されます!

発症頻度は高くありませんが、
口腔内の感染や抜歯がきっかけになることが多いとされています▲

🦷顎骨壊死の治療

現在のところ確実な治療法は確立されていません

そのため症状に応じて治療を選択します

💊保存的治療

手術を行わない治療です!

  • 抗菌薬の投与
  • 口腔内の洗浄
  • 口腔ケア
  • 高圧酸素療法

痛みや炎症が少ない場合に行われることがあります

🔧外科的治療

症状が強い場合や壊死が広がっている場合には、
壊死した骨を取り除く手術を行うことがあります

最近の研究では、
早期に壊死骨を除去する外科治療が有効な場合もあると報告されています!

🛡️顎骨壊死を防ぐために!

現在のところ完全に防ぐ方法は確立されていませんが、 いくつかの対策が推奨されています

飲み薬タイプのビスホスホネート製剤では、

  • 3年以上の服用歴
  • ステロイド使用
  • 糖尿病などの全身疾患

などリスクが高い場合には、 抜歯前後で休薬(休薬期間)を検討することがあります

ただし注射タイプの薬(デノスマブなど)では、
休薬による予防効果は限定的とされています😣

⚠️抜歯しなくても起こることがあります

以前は抜歯が主な原因と考えられていました

しかし最近では、
歯周病などの感染が原因となり、 抜歯をしていなくても発症するケースが報告されています!

つまりお口の中の炎症を放置することが大きなリスクになります🚨

✨まとめ

骨粗鬆症の治療薬は骨折を防ぐ大切な薬ですが、
歯科の分野では顎骨壊死のリスクがあることが知られています!

そのため、骨粗鬆症の治療を始める前に
歯科医院でお口の状態をチェックしておくことがとても重要です!

また日頃から

  • 🪥丁寧な歯みがき
  • 🦷定期的な歯科検診
  • 🛡️むし歯・歯周病の早期治療

を行い、お口の健康を保つことが顎骨壊死の予防につながります。

骨粗鬆症治療薬を使用している方、またはこれから治療を始める予定の方は、
必ず歯科医院へお知らせください!

※上記コラムに関するご質問・ご相談は、虎ノ門(神谷町)の歯科、岡田歯科クリニックへご連絡下さい!

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